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アセットコルサでLogicool G29を使った時のガタガタを解消する (後編)

FFB Clipを導入してFFBのゲインを動的にコントロールさせよう
前編のLUTを設定していない方は先にやっておきましょう

FFB Clipをダウンロードする (要アカウント登録)
https://www.racedepartment.com/downloads/ffbclip-app.7910/

英語読める人はRaceDepartmentの説明通り進めてください。
日本語好きな方は以下を上から順番にやっていきましょう。

  • ダウンロードしたrarファイルをコンテンツマネージャーにドラッグ&ドロップでインストールする。(一般的なMod導入と同様)
  • コンテンツマネージャーのアプリ設定からFFB Clipを有効にする。
アプリを有効にしないとFFB Clipが動作しないので要注意
  • AssettoCorsaを起動し、サイドバーからFFB Clipを起動し、Dynamic:ONになっていることを確認する。
  • オプションの項目は好みに応じて設定してもらいたいが、自分の場合はDynamic thresholdを160 /Dynamic mode intensityを130に設定している。
G29ではダイレクトドライブモードはOFFにしておく

ここまで設定できると各クルマに合わせてFFB強度が動的に変化していくようになる。

ハンドルを切る毎に最適なFFBに変化している様子

 Logicool G29はダイレクトドライブを採用する高級ハンコンに比べるとセルフステアの立ち上がりなどが弱く、ドリフトには向かないと言われているが、LUTの適用とFFB Clipを導入すると比較的スムーズにセルフステアが当たるようになり、コントロールが簡単になる。

 フォースフィードバックの質感はコンテンツマネージャのFFB設定の項目やCSPのFFB Tweaksにも調整代があるため、参考に設定値を公開しておく。

ゲイン100%/フィルター0%/抑制効果100%/道路効果80%/スリップ効果0%/ABS効果0%/実験的ジャイロ効果 OFF
FFB TweaksのRange compression 250%に設定すると大きな力はそのままに細かい力を簡単に感じられるようになる。
More Physically accurate gyro implementaion を25%で利かせるのも質感向上に役立つ。

そんな感じのFFB設定で走っている動画はこちら

他にいい設定があればコメント欄で教えてください。

アセットコルサでLogicool G29を使った時のガタガタを解消する (前編)

自分のG29に合わせたLUTを適用してFFBをスムーズにしよう

LUT Generatorをダウンロードする(要アカウント登録)
https://www.racedepartment.com/downloads/lut-generator-for-ac.9740/

WheelCheckをダウンロードする
https://www.dropbox.com/s/3zxf5yd1bvujyi5/WheelCheck_1_72.zip?dl=0

英語読める人はRaceDepartmentの説明通り進めてください。
日本語好きな方は以下を上から順番にやっていきましょう。

  • WheelCheck.exeを起動し Max Countの値を100に変更してから、プルダウンメニュー内のStep Log 2(liner force test)を選択する。
iRacing用のソフトから出力されたファイルをAC用にコンバートする流れ
  • しばらく放置するとG29が勝手に動き出すので見守る。テストが完了するとドキュメント内にCSVファイルが出力される。

  • LUTGenerator.exeを起動し、先ほど出力されたCSVファイルを選択し、続けてLUTファイルの保存先を指定する。
取り込むファイルと保存先を指定するだけ
  • LUTファイルが出力されると以下のようなグラフが表示される。少し眺めたらQuitで終了する。
これがG29の個体差を補正してFFBをスムーズにしてくれる
  • コンテンツマネージャーを開き、フォースフィードバックの設定画面からLUTをインポートをクリックし、出力したLUTファイルを適用する。
LUTは何種類でもインポートできる。時々やるとG29の経年劣化が分かるかもしれない

ここまででLUTの導入は完了。これだけでもかなりスムーズになっているはず。

後編に続く