今日はトヨタ博物館へ遊びに行ってきた。
まずエントランスで青いロータスヨーロッパS2がお出迎え。常設展示にはないちょっと珍しい車だ。
ロータスヨーロッパと言えば、サーキットの狼が有名だけど、あれに出てくるのはSPだから、このS2とはリア周りの意匠が若干異なっていて、SPよりもやや分厚い印象。とはいえ、全高は低い。FRPの軽量ボディも相まって楽しいクルマだったに違いない。
しばらく行ってない間に、常設展がいくつか入れ替わっていたようで、タトラの87というチェコスロバキアの奇妙なルックスの車を見ることができた。
そしてこれも初めて見た。かつて馬車製造でアメリカを席巻していたスチュードベーカーのコマンダーというモデル。
平らなガラスを左右分割して取り付けるのが主流だった時代に、湾曲したフロントウィンドウを採用したのは、かなり先進的だったのではなかろうか。
こんな先進的なデザインをするメーカーでも競争に勝てず消滅してしまった自動車黎明期。当時、自動車メーカーが数多く存在していたところが、現代のEV新興メーカー乱立の流れと少し重なって見えてしまうのは自分だけではないはず。(実際にローズタウンモーターズは破産した)
トヨタ博物館、たまに来ると新しい車に出会えて、本当に面白い。また企画展が始まった頃に遊びに行きたい。
ではまた